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荒井良二さんの作品展

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雪が降って本格的な冬になる前に
伸び過ぎた枝を落としたり葉を整理したり
庭の冬休み準備をしました。

 枯れたまま枝に残るシャラの実が可愛かったので
ローズマリーと合わせてブーケに。
シャツの胸ポケットに入れて一日香りを
楽しみました。



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先週は千葉市立美術館へ。
大好きな荒井良二さんの作品を
見てきました。

4~5年前に山形ビエンナーレへ行った時
justなタイミングでご本人がいらして
買った絵本にサインもいただいて
こんなエネルギッシュな絵が描けたらな、
と憧れている作家さんの一人です。




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↓これは大きな立体絵本。




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立体作品もたくさんありましたが
やっぱり私は絵が好きかな

初期の頃の生真面目な絵も可愛い


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写真OKだったので
スマホの待ち受けにしました、幸福❣



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絵本の原画の展示もあって
下の絵は
「きょうはそらにまるいつき」の中の1枚




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バレエの練習から帰る女の子が
バスから見上げるまるいつき、
仕事が終わった洋服店の親子が
カーテン越しに見上げるまるいつき、
夕食の片づけをするおじいさんと
おばあさんの窓の外にもまるいつき、
いろんな暮らしの上にのぼる満月が
すべてを静かに肯定するように
美しく描かれていて
大人でもしみじみと心が洗われる絵本です。





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いつかこんな絵本が作れたらいいな





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ほぼアトリエ時々shop
teto・tete

teto・tete」は「手と手・手」。針を持つ手、
絵を描く手、それらを包む手、受け取る手…。
手がたくさん集まる場所の意味でつけたアトリエネーム。
『re(リ)』のブランド名で服を作り年に数回shopになります
手作り料理、手作り旅…プライベートでも
やっぱり「手」を多用しています。



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# by teto_teto_te | 2023-12-13 16:04

酒田へ行く

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バタバタ忙しく過ごすうちに
あっという間 11月も終わってしまいます。

11月初めに登った鎌倉岳
モミジの紅葉が見事でした。




↓紅つながりで こんな可愛らしい椿柄。
古い日本家屋のふすまに描かれた絵です



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↓飾り棚下の引き戸にもこんなユニークな
コラージュ




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週末、思いつきでふらっと出かけた
山形県酒田市。

北前船で栄えた港町には
往時の豪商の館が今も残り
上の写真は相馬楼という今も舞妓さんがいる
お茶屋さんの中。



↓外観はこんな感じ



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車道からふっと横道をのぞくと
タイムスリップしたみたいに
古めかしい小路が現れます。





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↓樹齢400年以上という旧本間家の
”臥龍の松”
本間家当主は日本一の大地主で
岩崎弥太郎よりも資産家だったとか。




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思いつきとは言ったものの
酒田に決めたのは
↓この山居倉庫を見たかったから。




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明治時代に建てられた米保管倉庫で
18万俵もの米を収容できるのだそう。


日除け風よけのためのケヤキ並木と
切妻屋根がずらりと並ぶ9棟の
木造建築がとても良い雰囲気。

2022年9月まで現役だったそうですが
今は一部博物館とおみやげを売る”夢の俱楽”
として営業されています。




歴史的建造物も良いけれど
街中のちょっとレトロな建物も大好物

↓”ニューサカタ”というフォントにも


酒田へ行く_e0353125_08331986.jpg



”白ばら”というネーミングにも、
さらに港町の古びた建物には潮風の錆びも加わり
いっそう哀愁を感じてしまいます。





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夕刻の居酒屋選びも
ガンガンにぎわっていそうな店よりも
ひっそりとビル2階で頑張っていそうな
店をチョイス、
これも哀愁マジック?




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体がひとつしかないお兄さんは
カウンター席もテーブル席も上手に切り盛り、
我々が郡山からの旅人だと知るや
何年か前の”ブラタモリ“酒田編DVDを見せてくれて
翌日の街歩きの参考になりました。


みなと市場の海鮮丼に酒田ラーメン、
建物探訪と美味しものを楽しんだ
酒田旅でした。



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# by teto_teto_te | 2023-11-29 15:05

ベビードレス 30年前 vs. 今_e0353125_17004313.jpg




30年前 娘用に作ったベビードレス。

比較するものがないので分かりづらいのですが
上から下までの長さが50cm
襟の幅にいたってはなんと7mm
本当に生まれたての赤ちゃんというのは小さい。

そんな小さい天使が娘のもとにも
やってくるそうで
いよいよ私も”ばーば”デビューとなりました。


このベビードレス 元々はメキシコ旅行で買った
白いガーゼ地のスカート。
ピンタックや同素材のパッチワークがされていて
とても手の温もりを感じるものだったので
大きなお腹を抱え リメイクしたものです。



下の写真は32年前のメキシコ オアハカの市場
(インディヘナのおばあさんたちは
たいてい三つ編みでスカートをはいていて
とてもキュートだった)


ベビードレス 30年前 vs. 今_e0353125_16360341.jpg



cottonレースと無地のパッチワークでできた
↓スカートは以前お天気屋で売っていて
娘が学生の頃愛用していたもの。

もう着ないけど捨てるのはちょっと…というので
ベビードレスにリメイクする事に。




ベビードレス 30年前 vs. 今_e0353125_16422393.jpg




この世に生まれて初めて身に着けるベビードレス、
やっぱり純白、無垢な白で作るべきかも
と悩みましたが
その子が大きくなった時語れるストーリーがある服
というもありなのかな、と。


寒い季節に生まれる子だから
薄いcotton生地で総裏を付けて温かく仕立てます。



ベビードレス 30年前 vs. 今_e0353125_17004545.jpg




前開きにスナップを付けて完成。
大人のワンピースを作るより
時間がかかりました。




ベビードレス 30年前 vs. 今_e0353125_16422754.jpg



白ベビードレスの元になったスカート探しに
久しぶりにしまいっぱなしの
古いアルバムを引っ張り出しました。
今やすべてスマホに撮りためておしまいなので
紙の古いアルバムは味わい深いなあと眺めました。


メキシコの天使たちものせておきます。


↓10才くらいかな、お使いの帰り?


ベビードレス 30年前 vs. 今_e0353125_17270181.jpg



↓市場に花を運ぶ途中?
子供たちはすごくよく働いていました。



ベビードレス 30年前 vs. 今_e0353125_17270259.jpg



機会があればまたメキシコにも
行ってみたいものです。




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# by teto_teto_te | 2023-11-02 15:58

四国ドライブツァー② 四国カルスト~道後温泉~内子町~下灘駅_e0353125_16223995.jpg




仁淀川の”仁淀ブルー”は有名ですが
高知県のほぼ真ん中あたり
山深いエリアをドライブしていると
有名じゃなくても透明度の高い川が
そこここにあってちょっと手を伸ばしたら
簡単に魚がすくえそうに水が澄んでいます。




四国ドライブツァー② 四国カルスト~道後温泉~内子町~下灘駅_e0353125_16224478.jpg



本当にこんな山奥にランチ屋さんがあるの?
不安になるほど細い曲がりくねった道
(かつて脱藩の志士たちが歩いた道です)
を進むとなんとか到着。
その名も”だっぱん屋”さん

ジビエ料理が売りの洋食屋さんで
きじのローストをいただきました。



四国ドライブツァー② 四国カルスト~道後温泉~内子町~下灘駅_e0353125_16225193.jpg



↓こちらはイノシシのハンバーグ
どちらも肉そのものの味が濃いかんじで
とても美味しかったです。



四国ドライブツァー② 四国カルスト~道後温泉~内子町~下灘駅_e0353125_16225733.jpg




食後は高知と愛媛の県境に位置する四国カルストへ。

標高1000m超えの尾根沿いに
白い石灰岩や高山植物
のんびり草を食む牛くんたち



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別名「天空の道」、
日本のスイスとも言われるそう



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ここから一気に山を下り
夕刻、愛媛県は松山市内へ到着
ここで2泊します。


大好きな路面電車が走る松山では
翌朝 道後温泉へも電車移動。



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道後温泉は120年もたつ建物で現在改修中。
一部シートで覆われていますが
1F部分 霊の湯だけは営業されています。

重要文化財なのに¥460で誰もが入れる
公衆浴場だなんてありがたい。

温泉自体の歴史はなんと3000年以上だそうで
まさかの聖徳太子も入浴したのだそうです!



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お風呂上りには”ハイカラ通り”をブラブラと。

みかんジュースの飲み比べや



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”坊ちゃん”も食べたかも…
の三色だんご


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午後からは古い建物が残る内子町へ




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江戸後期から明治期の町屋や豪商の屋敷が
今も軒を連ねところどころカフェやshopに
なっています。
ぶらぶら散歩が楽しい町でした。



四国ドライブツァー② 四国カルスト~道後温泉~内子町~下灘駅_e0353125_16361510.jpg



そうしてここから30分車で移動すると
この旅の最大の目的地
瀬戸内海に沈む夕日を眺めるのに
うってつけのJR下灘駅



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ホームの向こうがすぐ海で
この日は絶好の夕陽日和。

伊予鉄道も列車から夕陽を見る運行をしていて
ちょうどこの時刻にここへ到着する電車もあり
食堂車の窓からは夕陽を受けたワイングラスを手に
語りあうカップルなども見え、
幸福な映画のワンシーンのようでした。



四国ドライブツァー② 四国カルスト~道後温泉~内子町~下灘駅_e0353125_16525179.jpg




刻々とオレンジ色を深める空と海に心満たされ
宿へ戻りました。



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翌最終日はしまなみ海道で休憩しながら
岡山県、兵庫県を高速道路でひたすら伊丹空港へ。
もう一泊あれば尾道や倉敷へも寄れたけど
それはまたこの次のお楽しみ。

大満足の手作り旅でした。





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# by teto_teto_te | 2023-10-15 20:49



四国ドライブツァー① 徳島~高知~梼原町を行く_e0353125_14290472.jpg



行ってきました、四国旅‼
まあまあお天気にも恵まれ
大坂伊丹空港発着の約1000キロに及ぶ
3泊4日のドライブツァーのご報告



四国ドライブツァー① 徳島~高知~梼原町を行く_e0353125_14290554.jpg



朝8時の福島空港発伊丹行きの飛行機に乗ると
9時15分には到着します。
空港隣接のレンタカーに乗って淡路島を目指し
お昼には徳島着

地元の人が行列を作っていたうどん屋さん
"うどん食堂あさひ”ですだちうどんの昼食。
トッピングでかきあげやちくわの天ぷらも
選んだけれど、何ものせないすだちだけが
コシの強いもっちり麺にピッタリ
すごく美味しかったです。



四国ドライブツァー① 徳島~高知~梼原町を行く_e0353125_14290649.jpg



夫チョイスの のべ牛炙りぶっかけうどん
これはこれで美味



四国ドライブツァー① 徳島~高知~梼原町を行く_e0353125_12091291.jpg



お腹を満たし
お目当ての骨董屋さん”コユメヤ”へ寄って
一路高知を目指します。



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夕方4時 高知市内到着
南国らしい街路樹が美しい街




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けっこう繁華な通りに面した店で
↓大きな袋に入った”わら”を売っていて
ん? なぜに?何用?
そうか藁焼きカツオ用だ❣



四国ドライブツァー① 徳島~高知~梼原町を行く_e0353125_15301365.jpg



で、夕飯はもちろん藁焼きカツオのたたき!
地元の人にも人気の”ひろめ市場”へ

中央に誰でも座れる
椅子席が広場のように並び
周りをぐるりと海鮮はじめ美味しいもの屋が囲み
好きな物を選んで相席で飲み食べするシステム

隣の女のコたちは地元のOLさんたちで
カツオたたきにご飯とみそ汁で夕ご飯


注文のたびに客の目の前でやいてくれるカツオは
けっこうな火力で圧巻です。



四国ドライブツァー① 徳島~高知~梼原町を行く_e0353125_14303185.jpg


たたきの他
お隣さんオススメの餃子やウツボでビールもすすみ
一日目を終えました




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翌日は高知市内から80kmほど山側へ
森の中の雲の上の町
梼原(ゆすはら)町へ向かいます。

隈研吾さん設計の木造建築物がお目当てです。



↓これはなんと道の駅です! ”マルシェゆすはら”
1Fはshopですが上階はホテルになっていて
宿泊できます。




四国ドライブツァー① 徳島~高知~梼原町を行く_e0353125_14303556.jpg



建物外壁が茅葺になっていて
ところどころのガラス面がホテル居室の窓。

泊まってみたかったけれど何か月も先まで
予約で埋まっていました。




四国ドライブツァー① 徳島~高知~梼原町を行く_e0353125_14321624.jpg




↓一番見たかったのはこの”雲の上の図書館”
森のような空間を表現するのに
梼原産の杉をふんだんに使ったという天井は
壮観な眺め。



四国ドライブツァー① 徳島~高知~梼原町を行く_e0353125_14321778.jpg



靴を脱いで入館するので階段の隅でも
床に寝転んでの読書もokで、こんな豊かな空間が
あまり税収が豊かそうには見えない(失礼🙇)
町立図書館だというのに感服します。

新築当時の棟札が隅の方にあって
とても感動したので転記します。
梼原の豊かな森林や澄んだ空気、
清らかな川や豊穣の実りをもたらす大地は
まさにそれそのものが学びの場であり
当図書館はその拠点として
「森の中の丸ごと図書館」をコンセプトに建築された。
人と本との出会いはもちろん、人と人が出会い、集い
学び合うことを通じて図書館から梼原の里々へ、
そして世界へと自信あふれる眼差しと笑顔が
広がることを期待すると同時に
新しい日本の夜明けを夢見てこの地から
脱藩を果たした6人の志士や坂本竜馬のような人々の
真理の求めに応えうる図書館となり
世の中を照らし続ける存在となることを
希うものである。
すべての公共事業ってこんな風であって欲しい
素晴らしいです、梼原町👏



さてさてこの日のお昼ご飯は
ここから1時間ほど離れた”だっぱん屋"さんで
ジビエのランチを予約しています。

維新トンネルを抜けてさらに山奥深くを
目指します。


☆続きは次回☆


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# by teto_teto_te | 2023-10-04 14:54

手がうみだすもの、それは料理だったり絵だったり、時に洋服だったり。handmadeな日常を綴ります。

by teto_teto_te