バブーシュ考

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先週出かけたこっとう市で。
1本50円のアルミスプーン、握り寿司の型に鍵。


よそ様が見たらとうに捨て去ってしまいそうな
たとえば
使いこまれてクタクタになった革ものとか
擦り切れたり色あせたり穴のあいた布もの
茶ばんだ紙もの
錆び錆びの鉄もの
そんなほぼゴミに近いものが愛おしくて
たまりません。

これは少し危うい好みです。
下手をするとゴミ屋敷への転落もまぬがれず…


だからお宝に出会った時は
「ムヤミニフヤシチャイケナイヨ」と
呪文のようにつぶやくことにしていますが
はぁ、たいてい買うのです。




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そんな訳でこれも当然捨てられないバブーシュ。


バブーシュはアラビア語でモロッコの伝統的な履物。
ヤギ・ひつじ・牛・ラクダの革や布を素材に
手作業で成形・縫い合わせたものです。

素朴な手作り感が好きで
旧お天気屋・屋時代に何足自分用にしたことか。


底のゴムがすぐへたるけど
甲側の革はすごくいい味になっているので
ゴム充填剤で修理、上のコは家用上履き。




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このコはもの干し台の下、
洗濯干し用。




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このコは裏口用。



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こっちは皆さんおなじみアトリエ用。





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一番上のバブーシュは実は2代目で
1足目は
甲の部分をジャクジャク切って
足底サイズ5cmのぬいぐるみ用ブーツに
リメイクしました。





敬愛するかの大竹伸朗氏は
真新しいランドセルがいやで
帰り道、毎日
ブロック塀にガリガリとランドセルの背を
こすりつけていたというから
恐るべき小学1年生ですよね。

さすがにそこまではしませんが
新しい革のバッグはギュウギュウ折りたたんで踏む、
ぐらいは当然します。

育ってでる味わいの深さ、
これが大きなキーワードのようです。





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by teto_teto_te | 2017-01-30 21:53 | Comments(0)

手がうみだすもの、それは料理だったり絵だったり、時に洋服だったり。handmadeな日常を綴ります。